こんにちは、嫁はちっちゃい子(@YomeChicchaiko)です。
うちの嫁は多嚢胞性卵巣症候群という不妊症だったのですが、
奇跡的に自然妊娠することが出来ました。
妊娠の経緯については以下記事をご覧ください。
僕たちは結婚2年目の夫婦ですが、
たった2年弱でもいろいろと辛く感じることがあったので、
ご紹介していきたいと思います。
友人が同じ立場になるケースもあると思うので、
こういう人たちもいると知っておいても損はないかなと思います。
不妊症であることを言いづらい・孤立しがち
これは嫁の意見ですが、
まず自分が不妊症であることを認めたくなかったそうです。
今でこそ僕もその気持ちが少しはわかりますが、
最初は結構同じ気持ちになるのは難しかった記憶があります。
不妊症ならそれはそれで一緒にできることやっていったらいいやん!
くらいの軽い気持ちでした。反省。
そもそも不妊症であることを認めたくないし、
誰かに言うと、「あ、ごめん・・・」みたいな感じになることもあったそうで、
そうなってくると、どんどん言いづらくなるのは明白ですよね。
ほんで、不妊症の人はそういう傾向があると思うので、
人から不妊症の話を聞く機会も少なく、自分からも言わなくなるので、
誰にも共感されず、自分も共感できず、孤立してしまうようです。
どれだけパートナーが寄り添えるかが大事かがわかりますよね。
僕はできていなかったわけですが・・・
そういう人が1人でも減るようにブログを書いているところです。
うちの嫁は良いyoutuberに出逢えたことで、気持ちが楽になったそうです。
正直友達やその奥さんの妊娠を心の底から喜べない
これはかなり自己嫌悪になりました。
やっぱり、どうしても、友達に対していいなぁという気持ちになります。
自分は授かれてないし、これから授かれるかどうかわからない状況だと、
友達のおめでたい話題なのに心がついていかないことがありました。
特に、2人目妊娠したよ~とか聞くと、余計にそうなりました。
あと、子どもがうるさくて大変だよ~とか聞くのも辛かったりしました。
運が良かったのか、あまり妊娠報告をされることがなかったので、
自己嫌悪に陥ることはほぼなかったのが救いでしたね。
嫁はまだ若いこともあってか、そういう話題はほぼなかったそうです。
この経験から自分たちも妊娠報告のタイミングはよく考えるようになりました。
自分の親をおじぃおばぁにできるか不安
うちの親は気を遣ってくれていたのか、
孫の催促をしてくることはほとんどありませんでした。
これについては本当に感謝してます。
だとしても、
自分の親が僕らの子どもを欲しているのはよくわかっていました。
いとこの子どもを抱いている親の顔を見るのが辛かったこともありました。
だからこそ自分に子どもができないかもしれないという現実は
正直なかなか受け入れられるものではありませんでした。
僕の中で、最大の親孝行は孫を抱かせることだという価値観もありました。
それが実現しない可能性が高いという現実は強烈なストレスでした。
結婚できただけでもとても喜ばしいことなのに、
人の欲というのは、キリがないものですね。
まとめ
不妊症は日本で結構増えているそうです。
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa03.html
今は妊娠しにくいカップルは10~20%と言われています。
10~20%とはいえ、マイノリティであることは間違いないし、
公にするカップルは少ないと思うので、
不妊症の話題を聞くケースはあまりないでしょう。
まずはこの認識が重要ですよね。
思っているより不妊症のカップルは多いと。
苦しんでいるカップルは多いと。
もしかしたら、自分のふとした発言で傷つく人が結構いるかもしれない。
もしかしたら、おめでたい妊娠報告でも辛くなる人がいるかもしれない。
それを理解するのは結構重要かなと思っています。
言いたいことも言えないそんな世の中じゃ・・・ポイズン
ではありますが、
かなりデリケートな問題で、
「妊娠=当たり前」という認識は成り立たなくなっていますし、
不妊で悩んだ経験と妊娠できた経験両方を知っているので、
これから発言には気を付けていきたいと思っています。
望む夫婦には子どもを授かれるよう
不妊治療の助成金などがもっと拡充されればいいなぁ。
以上、チョコたかでした。
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