【多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)】不妊でも自然妊娠できた話【結構な奇跡】

こんにちは、嫁はちっちゃい子(@YomeChicchaiko)のチョコたかです。

うちの嫁は多嚢胞性卵巣症候群です。

シンプルに言うと、不妊の原因の1つでもあります。

いろいろと奇跡が重なったのですが、
そこらへんについてもご紹介できればと思います。

同じ症状で悩んでる方や夫婦にとって、
少しでも勇気になればうれしいです。

本ブログは男が書いているので、
男性にもちょっと見てみてほしいなという内容でもあります。

目次

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の簡単な説明

通常、卵子は1回の月経周期で1つ作られます。

もう少し詳しく言うと、
1回の月経周期でたくさんの卵胞が育つらしいですが、
排卵されるのは1つのみで、それ以外は小さくなるようです。

しかし、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)では、
卵胞の成長が途中で止まって、
小さくならずにそのままになってしまうようです。

結果的に、月経不順などを引き起こしたりします。

また、卵胞が成長せず、正常に排卵されないことがあるので、
そもそも妊娠するチャンスさえない確率が高いものでもあります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の妊娠難易度

そもそも20代女性の1周期あたりの妊娠確率は3割くらいだそうです。

つまり、3カ月連続でバッチリとタイミング合わせて、
やっと1回妊娠するかどうかだそうです。
そのため、1年換算だと確率でいうと、たった4度です。

(計算方法はガバガバですがこんなイメージです)

うちの嫁は、生理が来るのが2カ月に1度でした。

つまり、1年換算だと確率でいうと、たった2度です。

しかも、生理が2カ月に1度来るかも定かではありませんでした。
どれだけ確率が低いかは察していただけるかと思います。

妊娠までの流れ

月経不順に悩まされる

もともと嫁は月経不順でした。
(社会人になるまではそうではありませんでしたが)

妊活を始めてからも生理がちゃんと来ず、
基礎体温も教科書通りに遷移しませんでした。

タイミング取れないので嫁はかなり不安と焦りを感じたそうです。

妊活を始めて3カ月後くらいに婦人科検診に行く。

ストレスによって別の問題があったが完治したと言われました。

しかし、状況は好転せず・・・。

我慢しても報われない

妊活に対して真剣に取り組み始めた嫁は、
大好きなテニスやお酒を控えるようになりました。

他にも、妊娠に悪影響がありそうなことは我慢するようになりました。

しかし、妊娠できず。

妊娠検査薬を試しては陰性、試しては陰性を繰り返す。

それらしいチャンスがあって、タイミングを取ろうと思っても、
夫(僕)が疲れてたり飲み行ったりして、
出来ずじまいなことも多々ありました。

タイミングを知らせると僕にプレッシャーがかかると思い、
なかなか伝えられなかったようです。

気晴らしに友達と飲みに行ったら、
「妊娠報告でもされるんかと思った」と言われて、
なぜか謝ったりして、ストレスは溜まる一方だったようです。

なぜ自分ばかりが・・・という気持ちを抑えることができなったようです。

不妊や妊活で悩む人がこの世には結構いる

youtubeで助産師HISAKOさんの動画に嫁は出会いました。

「がんばらんでええ。テキトーでええ。チャンネル登録よろしくねー」
から始まるyoutube。

https://www.youtube.com/channel/UCgLt6RS5cHmL6i15sbu2kGw

まさしくうちの嫁が好きそうな始まり方で、
これまたHISAKOさんが関西弁でなおかつサバサバしています。

HISAKOさんは実績も申し分なく、なおかつ嫁にドンピシャな人材でした。

このyoutubeを見ていく中で、不妊や妊活で悩む人がたくさんいることや
どういう問題があるかを学んでいきました。

ちょうどこのころ、友達に不妊で悩んでいる女の子が現れました。

「自分だけ」から「みんなも」「友達も」になりました。

これはかなり大きな助けになったと思います。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断される

排卵検査薬の存在を知って、買って試してみるが、
何度やっても毎回陽性になったそうです。

基礎体温も約1年測った結果、高温傾向がわかりました。

これは何かおかしいとなって、婦人科を受診しました。

ここでようやく多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とわかりました。

婦人科に初受診してから約1年、3人目の先生で発覚でした。

この後、いろいろとありますが、本筋からずれるかもしれないので、一旦割愛。

移住転職を機に流れが変わる

妊活を始めて1年4カ月くらいで、移住&転職をしました。

移住&転職前は、一旦妊活のことは考えないようにしていました。

移住&転職後は、急激にメンタルが安定し、
自分が不妊症であることを受け入れたり、
友達や職場の人に自然と不妊症のことを言えるようになったとのことでした。

そうこうしてるうちに、嫁は自分の体の傾向に気付きました。

どうやらだいたいの排卵日を予測できるようになったそうです。

というのも、
嫁は妊活を始めてから、しっかり基礎体温や体の変化を記録していたため、
その傾向や特徴から逆算してわかるようになったようです。

ふだんはめんどくさがり屋なので、すごい!と思ったのを覚えてます。
もはやDNAレベルで動いているんだ!と思ったりしてました笑

それでも状況は甘くない・・・ように見えたが

排卵日がだいたいわかっても、
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) が治ったわけではないし、
すぐに妊娠はできませんでした。

妊活を始めてから1年7か月後。

婦人科に行った嫁は先生から、
「今期は卵胞が十分に育ってないけぇ、また次じゃね」的なことを言われました。

なので、通常であれば、今期は諦めるところですが、
念のためタイミングを取っていわゆる「仲良しの日」を設定しました。

まぁ結果はご想像の通り・・・妊娠しました!

妊活を始めてから1年8か月後のことでした。

先生から無理だと言われてからの妊娠だったので、
正直僕は何かの勘違いだったのかなと思ったりもしました笑

ちなみに、今周期で無理なら、次周期から不妊治療開始する予定でした。

まとめ

結論から言うと、
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも自然妊娠ができました。

正直ただ運がよかったのかもしれません。

しかし、嫁が記録をちゃんとつけて、傾向を掴んだからこそでもあると思いますし、
嫁がとても頑張ってくれたからなのは間違いがないと思います。

また、思い切って、移住&転職を決断した嫁もすごいと思いますし、
それによってストレスの総量が減ったのは間違いありません。

不妊症は100%の解決策がないと聞いています。

だからこそ、日々の地道な努力+時には思い切った判断が必要なのかもしれません。

僕たちは、今回授かった子がもし産まれてきてくれたなら、
関西じゃなくて広島で看護師のお母さんの元に産まれたかった子なんだろうと思うことにしてます笑

以上、チョコたかでした。

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