こんにちは、嫁はちっちゃい子(@YomeChicchaiko)のチョコたかです。
今日はものものしいタイトルですが、
チョコたかは高校と大学で奨学金を借りていました。
合計金額が588万円でした。
今思えばおぞましいことです。
個人的に感じた事と今はどうなっているかを共有します。
正直自分はかなりダメなタイプで、思い出すだけでも結構辛いですが、
共感してくれる人もいるかなと思って記事書いてみました。
これから奨学金やお金を借りる人がいたら、
是非読んでいただきたいですね。
いくら借りたのか
高校で3万×12か月×3年=108万円
大学で10万×12か月×4年=480万円
その合計額、なんと
588万円!!!
はい
死亡です。
今思えば、ありえない額です。
今の金融リテラシーなら絶対借りないですね笑
しかも大学の奨学金は利子有でしたからね。
第二種(利子が付くタイプ) – JASSO
↑のJASSOのサイトを見ると、利子は上限3%。
僕も借りたのは、480万円でしたが、
最終的に変換する合計額は600飛んで数十万だったと思います。
なんか20~30年くらいかけて返しましょう。
みたいな表を渡されました。
あれほんともう気分が悪くなりました。
奨学金って名前ほんとやめてほしいですね。
学生向けローンとかの方がいいんじゃないでしょうかね。
もちろん今だから言えることであって、
借りる前は親も将来への投資と考えていたと思うので、
なかなか判断難しいものですよね。
奨学金を背負った社会人生活の始まり
大きな借金を背負ってスタートした社会人生活。
平均的な給料の会社で、
頑張っても平均より少し速度が早いだけの昇給。
そこに乗っかってくる月5万円の返済。
一人暮らしで毎月貯金できるのって
元の給料や家賃にもよりますが、
10万がいいところじゃないですか?
貯金苦手なら、6~8万だと思います。
僕は苦手でした。
その状態で5万がふっとぶ。
どういう精神状態だったかは語らずともわかると思います。
毎月出来ても1~3万の貯金しかできず、
イライラが溜まり、たまに散財してしまう。
余計に貯金ができない。
海外旅行は数十万必要とか
結婚式には300万以上必要とか
車は新車で200万以上かかるとか
聞くだけで気分が悪くなってました。
自分には届かない…
当たり前の幸せが遠い…
みんなが当たり前のように手に入れる物がものすごく遠い…
お金があったとはとてもいえない親が頑張って
私立高校に行かせてくれて、浪人させてくれて、
関西の大学にも行かせてくれて、
留年したりすることなくそれなりにうまくやってきて、
スーツ着て毎日一生懸命仕事してるのに、
通帳には10万円。
なかなか増えない金額。
一人布団で枕を濡らすことが恥ずかしながら結構ありました。
本当につらい毎日でした。
情けなくて情けなくてやりきれず、
一瞬ですが死がよぎったこともありました。
本当にそれくらい辛かったです
救世主現れる
正直結婚なんて無理だと思ってました。
とてもじゃないけど、
人と対等に付き合える気がしませんでした。
プライドが高い僕にはとても無理でした。
気付けば、大学の同期が結婚したり子どもができたりし始めました。
絶望に打ちひしがれて、
給料上げようと転職活動して、
面接で打ちのめされて、さらに絶望。
そんな僕の前に現れたのが菜っぱ(嫁)でした。
菜っぱと喋ると、どう言えばいいか難しいですが、
奨学金背負ってるからとか気にせず
フラットに接することができました。
菜っぱには余計な雑念はないのがわかりました。
うまく言えませんが。
このうまく言えない何かが僕を突き動かす
一つの理由になったのは確かだと思います。
救世主のお救い
そんなこんなで菜っぱと結婚しました。
結婚した時、奨学金はまだ350万以上残っていたかと思います。
結婚してすぐに高校の奨学金は繰上などして返済完了しました。
しかし、まだ大学のやばいのが残ってました。
かなり悩んだかと思いますが、
全部一括で繰り上げ返済しよ!
利子もあるし、精神的に良くない!
と言って、2人で貯めたお金などを使って、
奨学金を一緒に返済してくれました。
300万以上の奨学金を一括返済することができました。
本当に感謝しても仕切れないです。
長年僕を苦しめていたものが無くなりました。
ちなみに、かなり繰上げ返済を行なったので、
合計金額に比べれば少額ですが、
少しお金が戻ってきました。
本来払う予定だった、利息分を払わなくてよくなったし、
少しだけですが、高校分と大学分でお金が戻ってきました。
数百万もあれば投資に回した方が将来的にはいいのでしょうが、
僕たちは精神面を優先しました。
さいごに
希望を持って借りた奨学金でした。
しかし、希望を削り取っていったのも奨学金でした。
菜っぱと出会わなかったら
今も削り取られ続けていたのかもしれません。
十字架の外れた今は希望に満ち溢れています。
借金の怖さを若いうちに知れたのは大きいかも知れませんが、
絶対に同じ思いはもうしたくありません。
僕たちは借金をゼロにして、
精神を正常にすることを優先しました。
今となってはこの判断に後悔はありません。
もちろん一生懸命した貯金が一気になくなったので、
菜っぱはやり切れない部分はあるかと思いますが、
本当に感謝しかないです。
僕が同じ立場だったら同じことができるかどうか・・・。
これからこの経験を生かすとしたら、
やっぱり家は買うなどローンは避けたい
という選択肢になりそうです。
以上、チョコたかでした。
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